要介護認定の調査

老人ディサービスセンターへ通う為、要介護認定の調査を受ける必要があります。

その認定を受けないと介護老人保健施設の利用が出来ません。

要介護認定は「要支援」１・２、「要介護」１～５と区分されていて、ランクによって受けられるサービスが決定します。

初めて父が要介護認定の面接調査を受けた時、普段は時々出ていた認知症の症状もなく、世間話をしている雰囲気でした。

当時はあまり要介護認定そのものがあまり知られてなく、調査をする市役所の担当者も手探り状態だったのではないでしょうか。

結果、要介護２の判定が出され、ようやく介護老人保健施設の利用ができるようになりました。

その後はあまり無かった介護老人保健施設は次々と増え、街中を送迎車輌が行きかいました。

それから１年が経ち、改めて要介護認定の調査の日が近づいてきました。

父の認知症はゆっくりではありますが進んでいて、前回の認定ランクと同じか一つ上のランクになるだろうと予想していました。

市役所の担当者も慣れてきているようで、的確な質問を繰り返していました。

結果、「要介護」１でした。

家族で納得がいかないな、と話していました。

介護老人保健施設を利用するばあい、介護保険を利用すると自己負担が１割で済みます。

しかし、その利用料に上限があり、要介護認定ランクによって決まります。

今回の要介護認定により、ディサービスセンターに通う回数を減らさなくてはならなくなりました。

要介護認定が厳しくなったことを、後日ケアマネージャさんから聞きました。

介護老人保健施設を利用する人が急激に増え、要介護認定の見直しがされたようでした。

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