お気に入りのデイサービスセンター

父の通っているデイサービスセンターは二ヶ所あり、週の始めと週の終わりでは父の朝のテンションが明らかに違いました。

二ヶ所通っている中で、一方のデイサービスセンターがお気に入りのようでした。

デイサービスセンターでの出来事や食事内容などを、自宅に帰ってから母に話しをする事が日課になっていました。

よく二ヶ所を比較したり感想を言ったりして、甲乙を付けているようでした。

話に聞くとデイサービスセンターの１日の予定は、多かれ少なかれ同じような内容になっているそうです。

朝センターに付くと入浴をし、昼食を採り、レクレーションをし、３時のおやつを食べ、帰宅するという事です。

父にすればお気に入りのデイサービスセンターは、食事がおいしく、レクレーションも楽しいということでした。

楽しかったレクレーションがあれば、帰宅した後に母と一緒に行っていました。

食事の予定表は事前に各自宅に届くので、家族も今日の食事内容を把握しています。

昼食にしてはかなり豪華でボリュームのある内容の時もありました。

そんな日は決まって夕食を食べる量が減ります。


それぞれのデイサービスセンターでは、食事やレクレーションなどの内容を工夫しているようです。

しかし、センターに通う人達は十人十色で、好き嫌いが出るのは当然だと思います。

おまけに年を取ると頑固でわがままになる傾向があるのではないでしょうか。

これは家族の実感です。

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