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老老介護の現実を見た [老老介護]

夜の父の監視を始めて2週間くらい経ち、我々家族は疲労のピークを迎えつつありました。

当時始まったばかりの介護保険を利用して、デイサービスに通わせることにしました。

昼間は母が1人で介護していましたが、その母も数年まえから膝が悪くかなり負担になっていました。

介護認定を受け、ケアマネージャーさんと打ち合わせをし週3日デイサービスに通わせることにしました。

そんな中、父の行動に異変が起こりました。

強制退院させられた後、食欲が旺盛で夜中に菓子類を驚くほど食べていました。

ところがその後まったく食事を受け付けなくなってしまったのです。

その上、胃の中は空っぽ状態のはずなのに、やたらと嘔吐を繰り返していました。

日に日に痩せていく状態を何とかしないとと思い、病院に点滴を打ちに連れて行きました。

病院の先生が言うには、点滴で補える栄養分は食事で取る栄養分の1割にも満たないと・・・。

そこで栄養補助食品を薦められましたが、父はいっこうに食べようとはしませんでした。

最後の手段として、お腹に穴を開けてそこから栄養補給するという方法でした。

数日後に病院で手術を受ける予定になっていましたが、デイサービスから帰った後、父が食事を食べたんです。

その事を聞き、家族全員で涙を流しました。

その後は順調に食欲も戻り、以前のように食事をしていました。

この変化の理由は・・・。


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